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現代の大哲学者・池田大作博士。世界各国の大学から「272」の名誉教授・博士の称号が授与され、650の名誉市民、世界桂冠詩人、国連や世界の学術機関からの数々の顕彰。そして、先日の「ワイマール・ゲーテ協会」からの特別顕彰、韓国からの国家勲章「花冠文化勲章」と。 さて、『池田大作物語』では、池田大作博士の人物像に迫っていきます。 2003年(平成15年)のことである。 この年、香港で新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)が猛威をふるった。 池田大作は、新型肺炎流行のニュースを聞くや、直ちに、子ども用のマスクを大量に購入し、香港創価幼稚園に送った。香港の人びとが、事態の深刻さを意識し、皆がマスクを着用するようになる前のことである。 それから間もなく、香港では、子ども用のマスクが品切れとなった。 大作の配慮に、園児の父母たちは、喜び、感謝してくれた。 「機会を的確にとらえることと迅速であることとは、大将たる者の最高の特質である」とは、フランスの大思想家モンテーニュが『エセー』に記した、ローマの英雄・カエサル(英語名・シーザー)の言葉です。 新型肺炎が流行した香港では、3月末から、すべての幼稚園や学校が休園・休校となった。幼稚園の休園は、2カ月近くも続くことになる。 香港創価幼稚園の教員たちは、語り合った。 「園児たちのことを、深く思ってくださる池田先生のお心を体して、私たちも、子どもたちのために、何かできることはないか、考えましょう」皆が、知恵を絞った。 そして、休園中でも、家庭で学習ができるよう、ビデオCDを自分たちでつくり、園児の家庭に送ったのだ。 内容は、多彩であった。 物語の読み聞かせもあれば、図工や歌、体操、さらに、英語や中国語の学習指導もある。 普段、幼稚園にいるのと同じように、すべてを学べるようにしようと、懸命に製作に取り組んだのだ。 また、ビデオCDでは、教員一人ひとりがカメラに向かって手を振り、子どもたちに語りかけるシーンもあった。 大好評だった。 何度も何度も、このビデオCDを見て、学習に励む子どももいた。 幼稚園に電話をかけてきて、「先生に早く会いたいよ」と、涙声で訴える子もいた。 幼稚園のこの対応は、高く評価され、香港の新聞にも大きく取り上げられたのである。 <原作・聖教新聞「新・人間革命」> |
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